きょうは朝からカメラを持った人で境内はいっぱいです。とりわけ御手洗川のあたりは近づくことさえできません。
それもそのはず 葵祭を前にヒロインの斎王代や女官が身を清める「御禊の儀」がおこなわれるのです。
わたしたち葵は 境内の入り口、一の鳥居におります。桂の枝に垂れ下がり葵桂の飾りとなりました。
実はもうすぐお姫さまたちがここ一の鳥居に到着なさいます。
わたしたち葵は 地元の小学校の皆さんが 里親として育ててくださり きょうはお姫様の胸元や
頭に飾られるのです。
わあ、きれい。ご一行が到着なさいました。小学生の皆さんの手から丁寧に渡され飾られました。
そして40数名におよぶ行列とともに葵桂の飾りは参道 橋殿へと進み 御手洗川の御禊が無事行われました。