世界遺産 上賀茂神社の森   高瀬川薫子

上賀茂の森エッセイ  💛 フタバアオイの成長記録 💛みんなで育てよう葵と絆

2019-01-01から1年間の記事一覧

冬のフタバアオイ

今年もあとわずか。 みなさんのフタバアオイはどんな様子でしょうか?きっと、葉と葉柄は落葉し、枯れたのかな?と思っていらっしゃるかたもいらっしゃるかもしれません。 写真は落葉で敷き詰められた葵の畑の様子です。 落葉をのけてみると、 冬芽をつけた…

神社のクリスマス 

上賀茂神社の境内を散策していたら、たらようの赤い実を見つけました。 多羅葉は、葉の裏に字を書いてはがきに使った郵便局のシンボルの木。 境内では手水舎の水をぬいてキレイにお掃除されていました。 フタバアオイの畑は落葉ですっかり覆われています。冬…

桂の木 紅葉

葵祭には桂の小枝に葵を掛けて葵桂の葛を作りました。 桂の木も紅葉が終わり落葉がはじまりました。 いっきに日差しが林床まで届き、枯れ葉の絨毯を敷き詰めます。落葉の下では 落葉したフタバアオイが地上を這う茎と根だけを残し、早春に向けて冬支度をはじ…

白い椿

上賀茂神社の境内には二つの川が流れています。一つは賀茂川の水を運ぶ御手洗川。 もう一つは奥の山から流れる御物忌川。 本殿のお参りの後、左にまわり、御物忌川へ。 こちらには川を守る川尾社があります。 頭を上げると白い椿がこちらを見ていました。

干し柿 二十四節気立冬

きょうから立冬。毎年、上賀茂神社の⛩の前にある柿の木から 収穫した渋柿が、甘くおいしくなるのは、一か月後の冬至のころでしょうか。

銀杏 

上賀茂神社境内のイチョウの木 神山湧水カフェでほっこり☕️ 恵のギンナン炒って今晩のお酒のおともに🍶

神饌 トビウオ

神様のお下がりをいただく直会(なおらい)神様と直にお会いできる貴重な時間。 トビウオでお出しを取りお味噌汁に。 トビウオでとる出汁のことをアゴ出汁といいます。アゴが落ちるほどおいしいとか。アゴを押さえていただきました。 イベントの詳細はプロジ…

上賀茂シダ

上賀茂神社の境内の川は、透き通っていて、 9月の日差しがまだ暑いけれど、清らかな気持ちになります。 上賀茂にしかないと聞いている上賀茂シダの緑に癒されます。 この川の横に癒しの神様の社があります !

菊の花びらをお酒に浮かべて

9月9日重陽の節句。 旧暦では菊が咲く季節。 陽数の極である9が重なるめでたき日。 菊の香りをしたためたお酒を棉に浸して、 悪いところを清めた。 境内の葵は、ところどころ茶色くなりはじめているが、まだまだ元気。

残暑のフタバアオイ

暑かった夏も終わりに近づき 稲穂がこうべを垂れるころ フタバアオイも冬支度を徐々に始めます。 周りから、写真のように、茶色くなり、 やがて、くしゃくしゃと枯れ、 葉と細い茎は無くなってしまいます。 やがて、地下茎と(地上を這うような茎)と根だけ…

葵交流学習

静岡市立葵小学校にて 5年生97名のみなさんと葵の交流学習に参加させていただきました。 昨日からの大雨で☂️心配されていましたが、雨は上がりました。 下駄箱には、可愛らしい長靴。 きょうはプランターにいっぱいに育った葵の株分けをし、葵桂の飾りづくり…

茅の輪くぐり

夏越しの払え 風そよぐ ならの小川の夕暮れは 禊ぞ夏のしるしなりける 藤原家隆 風がそよぎ、小川のせせらぎが涼やかです。上賀茂神社の境内に大きな茅の輪ができました。左右左とくぐり、半年の疲れを清め、また、あらたに、一年の後半のスタートです。

子供たちの葵の里帰り

子供たちの帽子が 赤いハートで繋がっています。

葵祭と葵桂

ラジオミックス京都であふひ http://radiomix.kyoto/pgtopics/pgtopics-13251/

あふひの御歌

忘れめや あふひを草に引き結び 仮寝の野辺の露のあけぼの 新古今和歌集 式子内親王 夜があけるころ葵の上に露がキラキラと光る神秘的な光景。 平安時代には境内に葵が広がっていたんですね。

和の花美し 令和もよろしくお願いいたします

万葉集に葵のことを詠んだ歌が一首あります。 梨棗(なしなつめ)黍(きみ)に粟(あは)嗣(つ)ぎ延(は)ふ田葛(くず)の後(のち)も逢はむと 葵(あふひ)花咲く これは冬葵を詠んでものだそうです。 ここでも葵は 逢いたいと願っています。

葵の畑

馬酔木の白い花の下に広がっています。ふるさと納税で植えていただいた葵が芽吹いています。

芽吹きました!

フタバアオイが芽吹きました! みなさんのところはいかがでしょうか? 長い冬を越え、3月の日差しととものに濃い緑の二葉が開きました。 中には1mmほどのピンクの花がついています。

迎春

新年明けましておめでとうございます。 暖かく、澄み渡った境内。 お社の桧皮葺のお屋根から水蒸気が上がっていました。 なんだかとてもありがたく美しい。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。